抱っこ布団は、赤ちゃんを抱っこしながら寝かしつけるのに便利なアイテムです。しかし、正しい使い方をしないと、赤ちゃんを危険にさらしてしまう可能性があります。
本記事では、抱っこ布団に潜む危険性や安全な使い方を解説し、安全に配慮して作られたケラッタ製の抱っこ布団をご紹介します。

この記事は次のような人におすすめ!
・抱っこ布団を使っている人
・抱っこ布団の使用を検討している人
抱っこ布団に潜むリスク
赤ちゃんの周りに枕やクッション、寝具、人形などがあると、寝ている間に顔が埋もれて、窒息する恐れがあります。抱っこ布団も例外ではありません。
こども家庭庁が人口動態調査のデータをもとに子どもの死因について集計したところ「不慮の事故」が上位であることがわかりました。


以下のグラフは、子どもの「不慮の事故」による死因の種別と死亡数(単位:人)を表しています。令和4年では「不慮の窒息」が全体の約38.7%を占めました。


特に首が座っておらず、寝返りができない時期の赤ちゃんは、窒息のリスクが高まります。0歳児「不慮の事故」による死因の内訳を見ると「ベッド内での窒息」が最も多くを占めています。
このため、赤ちゃんが寝ている間も、保護者は安全に配慮する必要があるのです。
抱っこ布団の安全な使い方


ベッド内での窒息事故を予防するために、家庭でどのようなことに気を付けるべきでしょうか?
寝る環境を整える
基本的にベビーベッドで赤ちゃんを寝かせ、抱っこ布団の長時間使用は避けるようにしましょう。寝る時に必要ないもの・口を覆うもの・首に巻きつく恐れがあるものは、ベビーベッド内に置かないようにします。
仰向けで寝る
赤ちゃんをうつ伏せや横向きの姿勢で寝かせると、窒息のリスクが高まります。赤ちゃんを仰向けの姿勢で寝かせるようにしましょう。
保護者は寝落ちしない
保護者が赤ちゃんと一緒に寝ると、大人の体重で赤ちゃんが圧迫される危険があります。保護者は寝落ちしないよう気を付けましょう。
窒息事故の予防策を踏まえると、抱っこ布団は短時間の抱っこやベビーベッドに移すための一時的な使用などにとどめるのが望ましいです。
とはいえ、抱っこ布団は、背中スイッチ対策に使える便利グッズです。我が家ではケラッタの抱っこ布団を使っていますが、フカフカしすぎず、適度な厚みで、安全に配慮した設計であると感じます。
抱っこ布団の購入を検討している方は、下記のリンクから詳細をチェックしてみてください。
まとめ


首が座っておらず、寝返りができない赤ちゃんは、窒息事故のリスクが高くなります。しかし、いくつかのポイントを押さえれば、窒息事故のリスクを減らせます。
まずは適度な硬さのある赤ちゃん用の寝具を使い、仰向けの姿勢で赤ちゃんを寝かせましょう。長時間の睡眠はベビーベッドでとるのが望ましいです。抱っこ布団の使用は、短時間の抱っこやベビーベッドへの移動時など、一時的な使用にとどめるようにしましょう。
適切な寝具を選び、寝る環境を整えるなどの対策が、赤ちゃんの安全につながります。こうした工夫を積み重ね、窒息事故のリスクを減らしていきましょう。
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