6年生夏から始める!薬剤師国家試験の勉強法!

第98回の薬剤師国家試験を受けたaspirinです。

大学を卒業してから9年経過しますが、国家試験一発合格した私の勉強法を薬学部生の皆様にシェアしていきます。

6年制でも旧課程の人間なので、新課程とカリキュラムが異なるとは思いますが、勉強の流れは参考になるかなと思います。

この記事をおすすめしたい方!

薬剤師国家試験を受ける予定の薬学部生

この記事を見てわかること!

薬剤師国家試験の勉強法

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

勉強の仕方はお手本なりそうな人の真似をして、いいとこ取りをしてみて下さい♪

薬学部6年生の夏になるまで、国家試験対策は一切していません!

私は、とある薬科大学の薬学部薬学科に在学しておりました。

6年間のタイムラインを見てのとうり、6年生の夏まで特別な国家試験対策はしていません。

1~3年次

1~3年次は、とにかく大学の授業を大切にして、定期試験に臨み、単位を取得しました。

4年次

4年次のCBTとOSCEの試験対策は自力で行い、合格しています。順調に単位を取得してきた人であれば、落ちることはない試験でした。

5年次

5年次は、病院と薬局で薬剤師の臨床実習を行いました。実習で見たこと、経験したことが、国家試験のときに生きるので、実習で得たことは大切にしましょう。

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

臨床実習で使えるテキストを別の記事でまとめていますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

6年次

6年次の始めは、研究論文作成のため、勉強する時間がなく、研究論文提出後の夏休みから勉強を始めることになりました。

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

マイペースな性格なので、ゆっくりペースな国家試験対策の始まりでした。

国家試験対策で使っていたテキストのご紹介!

沢山テキストがあると、集中して読み込む事が難しくなってくるので、少数精鋭のテキストで対策していきましょう。

実際に私が使用したテキストをご紹介しますので、参考程度に見て下さい。

  • 国試がわかる本
  • 薬ゼミの要点集
aspirin
aspirin

ご自分に合ったテキストを探して使用して下さいね!

国試がわかる本

出版社:TECOM
特徴:科目別の過去問集で、過去10年分の問題を解くことができます。
使った理由:自分にとって解説が読みやすく、簡潔にまとまっていたため。

*現在、「国試がわかる本」は2017年度版までのものしか確認できていません。どの出版社の過去問集でも良いと思いますので、自分に合った過去問集を選んでみて下さい。

薬ゼミの要点集

出版社:薬学ゼミナール
特徴:科目別に要点がまとめられていて、実際に覚えるべきところを効率よく確認することができます。時間がない方には、とてもおすすめです。
使った理由:時間がないなかで、効率よく暗記をしたかったため。

*現在、薬ゼミのウェブストアでは販売されていないようです。お求めになる場合は、先輩に譲ってもらうなどして下さい。

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

他にも薬ゼミの青本は友人や先輩方が使っている率が高かった参考書だと思います!

薬学部6年生の夏になって、ようやく国家試験の勉強を開始!

6年生の夏以降に国家試験対策で行ってきたことをご紹介します。

  • 6年生の夏休み中に解説を覚えるくらい過去問10年分をやりこむ。
  • 6年生秋から某薬剤師国家試験対策予備校の授業を聞く。
  • 薬ゼミの要点集を使い、知識を詰め込む。
  • 「理解・暗記・アウトプット」を繰り返そう!

それでは、1つずつご説明していきます。

6年生の夏休み中に解説を覚えるくらい過去問10年分をやりこむ。

ひたすら国家試験の過去問10年分を解きました。結果的に問題と答え、さらには解説まで覚えていました。解説はよく読み込み、知識の深掘りをしていきました。例えば、問題や解説でわからなかったり、深く知りたいワードや事項を芋づる式に調べました。

6年生秋から某薬剤師国家試験対策予備校の授業を聞く。

私の出身大学では、6年生秋から全員必須の某薬剤師国家試験対策予備校の出張授業がありました。この授業で知識を整理し、身につけていきました。おかげでゴロを沢山仕入れることができました。

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

ゴロはユニークなものにすると覚えやすいですよ。

薬ゼミの要点集を使い、知識を詰め込む。

薬ゼミの要点集が良いという噂を耳にしたのが、6年次の11月くらいでした。そこから、要点集を使って、暗記すべきところを確認していきます。

「理解・暗記・アウトプット」を繰り返そう!

国家試験に合格するためには、「理解・暗記・アウトプット」サイクルを繰り返すことが大切だと思います。

内容を理解していれば暗記しやすいですし、理解や暗記したことを引き出すことで、問題をスムーズに解くことができます。

私が国家試験対策で行ってきたことは、「理解・暗記・アウトプット」のサイクルに当てはめることができました。以下の表にサイクルをまとめています。

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

サイクルを繰り返すことで、効率よく勉強することができたと思います。

国家試験より大学の卒業試験が最大の山!

<span class="fz-16px">薬学部生</span>
薬学部生

卒業試験って、国家試験より難しいってホントですか?

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

国家試験の受験者をある程度ふるいにかけるために、卒業試験の難易度を上げています。これが、国家試験より卒業試験のほうが難しいと言われる理由だろうと思います。大学の方針によりますので、全ての大学に当てはまるわけではありません。

<span class="fz-16px">薬学部生</span>
薬学部生

卒業試験をパスしなければ卒業できないし、国家試験を受験できないですよね?

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

そのとうり!だから卒業試験が最大の山なのです。

私の大学の場合、卒業試験の難易度は、国家試験よりも難しく、教科によっては卒業試験対策をしなければなりませんでした。

基本は国家試験対策の延長で対応できますが、薬剤学だけは大学の先生独自のくせのある問題だったので、これだけ卒業試験対策をしたと思います。

国家試験直前の勉強法!

今まで自分が使ってきたテキストを信じて、それらで繰り返し勉強していきました。特別なことはしていません。

新しいテキストに手を出すと、不安にかられますのでおすすめしません。

最後に

振り返ると、テキスト選びが重要だったのかなと思います。国家試験はどれだけ覚えたか選手権です。

自分に合うテキストを使って、出来るだけ頭に知識を詰め込んで、アウトプットできるように頑張って下さい!

<span class="fz-16px">aspirin</span>
aspirin

この記事をご覧になった薬学部生の皆さんが、国家試験に合格できるように願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました