【保育士ママ実践】身近なもので子どもに数字を教える6つの方法

パパ

子どもに数字を教えたいけど、何かいい方法はないかな?

あなたもこのように悩んでいませんか?数字を教えるにあたり、子どもが楽しんで学んでくれたらうれしいですよね。そんな悩みを抱えるあなたに、この記事では以下の内容をご紹介します。

この記事でわかること

保育士ママが実践する身近なもので子どもに数字を教える6つの方法

薬剤師&保育士免許を有するわたしが、自身のこどもに実践する数字を教える方法を皆さまにシェアします。

記事を読み終わったころには、子どもが楽しみながら数字を学ぶ方法がわかると思います。まずはご自身の範囲内でできることから数字を教えてみましょう。

目次

日常生活のなかで数字に親しむ場面をつくる

具体例①

お皿やお菓子を数えるなど、数字を使って会話してみましょう。

ママ

ビスケットを一緒に数えてみよう!

子ども

1、2、3・・・

具体例②

時計など周りの環境にある数字を見せて、数字のかたちに触れてみましょう。

パパ

(時計を見せて)どんな数字が書いてあるかな?

子ども

んーと…4!5!

単に数字を教えるのではなく、このように日常生活や家庭内での場面や環境に数字を結び付けることで、数字に親しみを持たせましょう。

はる

我が息子は、電子レンジの残り時間をみて、数字をつぶやいていました。

目で見て触れる物を使って数える

具体例①

家にあるおもちゃ、人形、ぬいぐるみ、絵本に出てくるキャラクターなど、子どもが好きなアイテムを使って、数えてみましょう。

ママ

(くまのぬいぐるみを見せて)くまのぬいぐるみはいくつあるかな?

子ども

くまさん!1、2、3、4!

具体例②

カラフルな積み木やブロックを数えたあとに、色や形について質問しましょう。

パパ

(積み木を見せて)積み木を数えてみよう!

子ども

1、2、3…….!

パパ

そうだね、正解。
この積み木は何色かな?どんな形かな?

子ども

赤!三角!

色や形の質問をすることで、数だけではなく、色や形の理解も深まります。

はる

子どもの集中力が増加し、数える楽しさも倍増しますよ!

手の指を使って数える

具体例①

子ども自身の指を使って、1本ずつ指を立てながら数えましょう。

ママ

手の指で数を数えてみよう!

子ども

(指を立てながら)1、2、3!

「1本ずつ指を立てる」という動作は、数字の視覚的な概念を体感する方法の一つです。お子さまが指を立てるのが難しい場合には、大人の指を数えてもらいましょう。

はる

簡単に取り組むことができて、どんな場所でも実践可能ですね!

具体例②

親子で手遊び歌やリズムに合わせて数を数えてみましょう。オススメの歌は、おかあさんといっしょで歌われた「すうじのうた」です。

指で数えたり、音楽のリズムに合わせて手を叩くなどして、身体全体を使って数字を体感しましょう。「触覚や聴覚」と「数えること」の組み合わせにより、数の認識がより深まります。

ママ

他にどんな数字の歌がありますか?

はる

はる世代(昭和晩年生まれ世代)は、ひらけ!ポッキッキで歌われた「いっぽんでもにんじん」なら聞いたことあるのではないでしょうか?

目につくところに数字を配置する

具体例①

数字が描かれたポスターを子ども部屋に貼り、自然に目にするように工夫しましょう。

ポスターを用意するのが面倒だという方は、カレンダーを子供部屋に飾るのがオススメ。日付だけでなく、曜日の感覚も養うことができます。カレンダーは子どもが好きなキャラクターものや大き目のサイズを選ぶと良いですね。

具体例②

時計を子供部屋に飾り、数字や時間の感覚を養いましょう。

100均ショップに行ったところ、針を動かすことのできる時計が売っていました。これなら、目で見て触って数字を体感することができます。

子どもは目で見たものを記憶しやすいため、数字を視覚的に教えましょう。

遊びのなかで学ぶ

お子さまが安全に遊ぶために、必ず大人が横で見守りましょう。

具体例①

粘土で数字の形を作る、紙を使って数字を切り抜くなど、「何かを作る」遊びをしてみましょう。

アレルギーの心配がなければ、小麦粘土や米粘土なら食べても安心です。

子どもは単に数字を「見る」だけでなく、「作る」体験を通じて学びを深めることができます。

具体例②

すごろくのようなボードゲームを使って、サイコロを振って出た目の数字を数えてみましょう。

ボードゲームなどの遊びでも自然に数字の概念を学ばせることができます。

具体例③

トングや箸を使って「このお豆を3つ取りましょう」といったゲーム形式で、作業と数字を数えることを同時に行ってみましょう。

箸がまだ使えないお子さまは、小ぶりのトングを使って、物をつかむ作業をしてみましょう。100均でトレー、トング、スポンジを揃えることができます。

トングや箸を使う動作は、手先の器用さだけでなく、数える力も養うことができます。

数字の書き方を練習する

具体例①

紙に数字を書いて練習しましょう。

点線でなぞる練習から始め、徐々に子ども自身で書けるように大人がサポートしていきましょう。

具体例②

公園の砂場で遊んだ際には、砂の上に数字を書いて遊んでみましょう。

直接指で数字を書く、木の枝で数字を書いてみるなど、公園ならではの触覚を使った遊びができます。

触覚を使った数字の学びは、子どもの感覚を刺激し、記憶に残りやすくなります。

アドバイス:ポジティブなフィードバックを心掛けよう

子どもが学んでいる間に、失敗したらどう対処する?

責めるのではなく、できた部分をほめるなど、ポジティブなフィードバックを返すよう心がけましょう。

はる

子どもがリラックスして、楽しんで学ぶことが一番大切ですね!

まとめ

身近なもので子どもに数字を教える6つの方法は以下のとうり。簡単ですぐにできそうな方法ばかりを集めました。

身近なもので子どもに数字を教える6つの方法
  • 日常生活のなかで数字に親しむ場面をつくる
  • 目で見て触れる物を使って数える
  • 手の指を使って数える
  • 目につくところに数字を配置する
  • 遊びのなかで学ぶ
  • 数字の書き方を練習する

また、失敗してもできた部分をほめるなど、ポジティブなフィードバックを心掛けることがポイントでした。

お子さまの成長段階を見極めながら、できそうな方法をお子さまに試してみてください。楽しそうに学んでいたら、大成功です!

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