【徹底解説】効率が良い!6年生夏でも間に合う薬剤師国家試験の勉強法とは?

薬学生のみなさん。薬剤師国家試験の勉強は順調に進んでいますか?

悩める薬学生

国家試験の勉強って、何したらいいの?
出題範囲が膨大すぎて、どこから手を付けていいのかわからない!

悩める薬学生

研究で忙しくて勉強できてない!6年生の夏からでも間に合うかな!?

あなたもこのように悩んでいませんか?さかのぼること、10年以上前、実は私も同じ悩みを抱えておりました。その気持ちよくわかります。

そんな悩みを抱えるあなたに、この記事では以下の内容をご紹介します。

この記事でわかること
  • 6年生夏からでも間に合う薬剤師国家試験の勉強方法
  • 実際に使用していたテキストのご紹介

大学を留年することなくストレートで卒業し、第98回薬剤師国家試験を一発合格した私の勉強方法を薬学生の皆様にシェアしようと思います。

記事を読み終わった頃には、効率よく進められる薬剤師国家試験の勉強法がわかります。合格に向けて、良いスタートを切れること間違いなし!

はる

勉強の仕方はお手本になる人の真似をして、いいとこ取りをしてみるのも良いでしょう。

目次

6年生の夏まで何してた?

私の6年間のタイムライン

1~3年生

大学の授業を大切にし、何とか必要とされる単位を取得する。

4年生

独学でCBTとOSCE対策をする。並行して、研究論文提出する。

5年生

1年間臨床実習を行う。実習で見たことや経験したことが、国家試験の問題に出題されることがあるので、実習で得たことは大切にしましょう。

6年生

6月までに2つめの研究論文を提出する。7月は定期テストの勉強に充てる。

6年間のタイムラインを見てのとうり、6年生の夏まで特別な国家試験対策はしていません。

薬剤師国家試験対策のテキストのご紹介!

沢山テキストがあると、集中して読み込む事が難しくなってくるので、少数精鋭のテキストで対策していきましょう。実際に私が使用したテキストをご紹介しますので、参考にしてください。

私が使用していたテキスト

国試がわかる本(過去の国家試験の問題集&解説)
薬ゼミの要点集(国家試験の頻出ポイントをまとめた要点集)

薬学生のほとんどが使っている人気のテキスト

私は使用していませんでしたが、友人や先輩のほとんどは青本を使用していました。

薬剤師国家試験対策参考書<青本>6年制国試対応版①~⑨(参考書+問題の2冊に分かれている)

それでは、一冊ずつご紹介していきます。

国試がわかる本

  • 出版社:TECOM
  • 特徴:科目別の過去問集で、過去10年分の問題を解くことができます。
  • 使った理由:自分にとって解説が読みやすく、簡潔にまとまっていたため。

記事執筆時の現在、「国試がわかる本」は、2017年度版までのものしか確認できていません。
どの出版社の過去問集でも良いと思いますので、自分に合った過去問集を選びましょう。

国家試験の雰囲気に慣れるためにも絶対に過去問を解くようにしましょう。

はる

過去問そのままを集めた試験を行う大学があり、成績に加味されることがあるようです。

薬ゼミの要点集

  • 出版社:薬学ゼミナール
  • 特徴:科目別に全9種類あります。要点がぎゅっとまとめられていて、実際に覚えるべきところを効率よく確認することができます。時間がない方には、とてもおすすめです。
  • 使った理由:時間がないなかで、効率よく暗記をしたかったため。

記事執筆時の現在、薬ゼミブックスウェブストアやAmazonで購入できるようです。

はる

めちゃくちゃおすすめ!これなかったら国家試験落ちてたかもと思うくらいです。

薬剤師国家試験対策参考書<青本>6年制国試対応版①~⑨

  • 出版社:薬学ゼミナール
  • 特徴:参考書「青本」、問題「青問」の2冊に分かれています。科目別に全9種類あります。1科目分が分厚いので、読み込むのが大変かもしれません。多くの薬学生が使用しているので、それなりに実績はあります。

記事執筆時の現在、薬ゼミブックスウェブストアや全国の書店で購入できるようです。

はる

友人や先輩が薬剤師国家試験対策のテキストを持っていたら、購入する前に試し読みしてみましょう。

6年生夏からでも間に合った!薬剤師国家試験の勉強方法とは?

効率良くすすめる!私の薬剤師国家試験の勉強方法!

① 6年生の夏休み中に解説を覚えるくらい過去問10年分をやりこむ。
② 6年生秋から某薬剤師国家試験対策予備校の授業を聞く。
③ 薬ゼミの要点集を使い、知識を詰め込む。
④ 「理解・暗記・アウトプット」を繰り返そう!

それでは、1つずつご説明していきます。

6年生の夏休み中に解説を覚えるくらい過去問10年分をやりこむ。

ひたすら国家試験の過去問10年分を解きました。結果的に問題と答え、さらには解説まで覚えていました。

解説はよく読み込み、知識の深掘りをしましょう。例えば、問題や解説でわからなかったり、深く知りたいワードや事項を芋づる式に調べました。

6年生秋から某薬剤師国家試験対策予備校の授業を聞く。

私の出身大学では、6年生秋から全員必須の某薬剤師国家試験対策予備校の出張授業がありました。この授業で知識を整理し、身につけていきました。

授業では、ゴロを沢山教えてもらいました。膨大な暗記量でしたが、ゴロのおかげで楽しみながら覚えていきました。

はる

ゴロはユニークなものにすると覚えやすいですよ。

予備校の出張授業がない、授業を受けられなかったという方は、私が紹介したテキストだけでも十分対応可能です。疑問点は、友人や大学の先生に聞くなどして、わからないところをなくしていきましょう。

薬ゼミの要点集を使い、知識を詰め込む。

薬ゼミの要点集が良いという噂を耳にしたのが、6年生の11月くらいでした。そこから、要点集を使って、暗記すべきところを確認していきます。

はる

暗記するためのテキストはご自身が気に入ったものを使いましょう!

「理解・暗記・アウトプット」を繰り返そう!

国家試験に合格するためには、「理解・暗記・アウトプット」のサイクルを繰り返すことが大切だと思います。内容を理解していれば暗記しやすいですし、理解や暗記したことを引き出すことで、問題をスムーズに解くことができます。

実は私が国家試験対策で行ってきたことは、「理解・暗記・アウトプット」のサイクルに当てはめることができました。

このようなサイクルを繰り返すことで、効率よく勉強することができたと思います。

はる

天才ではないので、可能な限り勉強時間を作り、より多くの勉強量をこなすようにしました。

国家試験より大学の卒業試験が最大の山!

大学の卒業試験って、国家試験より難しいってホント?

はる

国家試験の受験者をある程度ふるいにかけるため、卒業試験は国家試験を上回る難易度になっている大学があります。

これが、国家試験より卒業試験のほうが難しいと言われる理由だろうと思います。大学の方針によりますので、全ての大学に当てはまるわけではありません。

卒業試験をパスしなければ卒業できないし、国家試験も受験不可能!?

はる

そのとうり!だから卒業試験が最大の山なのです。

私の大学も卒業試験の難易度は国家試験の難易度を上回り、科目によっては卒業試験対策をしなければなりませんでした。基本は国家試験対策の延長で対応できますが、薬剤学だけは大学の先生独自のクセのある問題だったので、これだけ卒業試験対策をしたと思います。

国家試験直前の勉強法!

今まで自分が使ってきたテキストを信じて、それらで繰り返し勉強していきました。特別なことはしていません。

新しいテキストに手を出すと、不安にかられますのでおすすめしません。

まとめ&薬学生の皆さまへメッセージ

6年生夏からでも間に合う薬剤師国家試験の勉強法ポイント

「理解・暗記・アウトプット」を繰り返すことが重要!

このサイクルの詳細は、「テストや授業で内容を理解」→「自分の好きなテキストや方法を用いて暗記」→「過去問など問題を解くことでアウトプットする」となります。

そして、今振り返ると、テキスト選びが重要だったのかなと思います。

はる

自分が見やすい、理解しやすいテキストであれば、勉強する気が上がります!

イメージとして、薬剤師国家試験はどれだけ覚えたか選手権です。自分に合うテキストを使って、出来るだけ頭に知識を詰め込んで、アウトプットできるように頑張って下さい!

はる

薬学生の皆さんが、国家試験に合格できるように願っています。

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