お箸の練習前に手指を動かすのにいい方法あるかな?
もちろんあります!保育士ママがその方法を教えちゃいます。
この記事では以下の内容をご紹介します。
- お箸の練習前に子どもの手指の力や動きを養う6つの方法
- 遊びを通して具体的に身につける方法
ぜひ、今回ご紹介した方法を実践し、手指の力や動きを鍛え、お箸の練習へとスムーズに移行できるようにしていきましょう。
トングを使って遊ぶ
なぜトングが効果的なのか
箸と同じく3本の指で「挟む」動作ができるように、手や指の動きを練習しましょう。トングを使った遊びを通じて、手の力や指の動かし方を身につけることができます。
トングの持ち方のポイント
- グーで握るのではなく、下から持つこと。
- 親指、人差し指、中指で挟むこと。
この2点を意識させて、練習するようにしましょう。
トングの遊び方
トングを使ってビー玉やスポンジ、フェルトなど様々なサイズや重さのものをつかむ練習をしましょう。
大きなものから始め、少しずつ小さなものやつかみにくいものに移行し、難易度を上げていきます。段階を上げていくことによって、徐々に指先の器用さを育むことができます。
トングを使って野菜や果物、お菓子をつかむ練習をしましょう。
STEP1ができるようになったら、実際の食べ物で練習します。小さめのトングを用いると、つかんだものをそのまま口に運びやすいでしょう。
粘土を使って遊ぶ
なぜ粘土が効果的なのか
粘土遊びは、手や指の筋力を鍛えることができます。指先を使って「押す」「つまむ」「引っ張る」の3つの動作を行いましょう。これらの動作を行うことで、指先の細かい動かし方や力を身につけることができます。
アレルギーの心配がなければ、小麦粘土や米粘土なら食べても安心です。
粘土の遊び方
粘土をこねたり、平らに伸ばしましょう。
粘土遊びは、特に3つの指(親指、人差し指、中指)の力を育むのに効果的です。
粘土をちぎって丸めたり、細い棒状にしたりと、様々な形を作って遊んでみましょう。
小さく、細かいものを形づくることで、さらに指先の力を養うことができます。
ひも通しで遊ぶ
なぜひも通しが効果的なのか
指先の細かい動きや集中力を高めることができます。
ひも通しの遊び方
大きなビーズや穴をあけたペットボトルキャップを使い、それらをひもに通す練習をしましょう。
この作業に取り組むことで、指先の動かし方や力加減を身につけることができます。
下の写真は、ペットボトルキャップを使った手作りのひも通しです。市販のおもちゃを利用するのもいいでしょう。
STEP1で使った素材より、小さなもので挑戦してみましょう。
例えば、小さめのビーズで挑戦!
洗濯ばさみで遊ぶ
なぜ洗濯ばさみが効果的なのか
箸のように、物を挟んだり、つまむ力を養うことができます。洗濯ばさみは、開いたり閉じたりする動作ができるため、指先の力を養うのに効果的。
洗濯ばさみの遊び方
洗濯ばさみでものを挟む練習をしましょう。
厚紙などの紙を洗濯ばさみで挟む練習です。このとき、親指、人差し指、中指で洗濯ばさみをつまみます。
洗濯ばさみでものを挟み、形を作ってみましょう。
厚紙をさまざまな形に変え、洗濯ばさみを挟むことで、いろいろなものを作ってみましょう。写真の作品は「いか」です。
クラフト作業で遊ぶ
なぜクラフト作業が効果的なのか
箸を使うために必要な指の動きや集中力を高めることができます。
クラフト作業の遊び方
折り紙や切り絵で形をつくってみましょう。
折り紙は、最初は三角に折るなど、折りやすいものから挑戦してみましょう。写真は折り紙定番の紙飛行機。
切り絵では、はさみを使うことで、指先の力加減やコントロールを身につけることができます。「まる」「さんかく」「しかく」など、シンプルに形を意識して切ってみるのでもOK。
おもちゃのブロックで遊ぶ
なぜブロックが効果的なのか
「ブロックを組み立てる」「分解する」これら2つの動作を繰り返すことで、手指の筋力や器用さを身につけることができます。
ブロックの遊び方
小さめのブロックから始め、ブロックをつかんだり、積み上げて遊んでみましょう。
我が家はリブロックで遊んでいます。「つかむ」「にぎる」「つまむ」「くずす」「つなげる」など遊び方はいろいろ。
ブロックを使って、おうちやくるまなど、ものを作ってみましょう。
リブロックは、「おうち」「くるま」などさまざまなものを作ることができます。ものを想像して形づくるのは高度なスキルですが、ぜひ挑戦してみましょう。
まとめ
遊びを通して、手指の力や動きを鍛えることが可能です。方法は以下の6つ。
- トングを使って遊ぶ
- 粘土を使って遊ぶ
- ひも通しで遊ぶ
- 洗濯ばさみで遊ぶ
- クラフト作業で遊ぶ
- おもちゃのブロックで遊ぶ
これらの遊びで手指の力や動きを鍛えたあとに、お箸の練習をしてみましょう。子どもは遊びを通して、自然と学んでいきます。楽しんで学ぶことが一番ですよ!
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