【1歳半~】箸を練習する前に!手作りモンテッソーリ教具で手先を鍛えよう

モンテッソーリ教育では、箸の練習を始める前に手先を使うお仕事を経験させます。これは、スモールステップという考え方に基づいており、大きな目標を達成するために、それを細かい段階に分けて少しずつ進めていく方法です。

具体的には、箸を持つ力や手先を使う感覚などを、遊びを通して少しずつ身に付けていきます。100均で手に入るグッズを使えば、箸を使うための基礎を築く「モンテッソーリ教具」を簡単に作ることができます。

本記事では、箸の練習を始める時期や練習前に準備しておきたいこと、手作りモンテッソーリ教具について、ご紹介します。

はる

この記事は次のような人におすすめ!
・1歳半〜3歳の子どもを育てているママパパ
・モンテッソーリ教育に興味がある人

・手作り知育玩具に関心がある人

本記事は執筆時点の情報をもとに作成しています。最新の情報については、必ずご自身でご確認ください。

目次

箸の練習をするには

箸の練習をいつから始めるべきなのでしょうか。目安となる時期や練習前に準備しておきたいことについてご紹介します。

目安は3歳から

3歳くらいを目安に、箸を使う動作に必要な手先の器用さが身に付いてきます。しかし、年齢だけで判断するのではなく、子どもの発達状況を見ながら、個々に合わせて箸の練習を進めることが大切です。

箸を練習する前に準備しておきたいこと

箸を練習する前に、まずは「手先を使うこと」に慣れましょう。モンテッソーリ教育では、手を使ったお仕事を通じて、手先の器用さを育んでいきます。たとえば、ピンセットやトングを使って物をはさむ遊びをするなど、手先を使う動作が効果的です。こうした遊びを通じて、箸を使うための土台をしっかりと作りましょう。

【100均グッズ】モンテッソーリ教具で手先を鍛える

箸を使うための基礎を築く「モンテッソーリ教具」をご紹介します。いずれも100均で手に入るグッズを使っていますので、簡単に教具を作ることができます。

【1歳半~】トングで遊ぶ

トングでスポンジをはさんで、うつしてみましょう。それができるようになったら、次に小さなスポンジに変え、数を増やしていきます。

スポンジをはさんで、うつしてみよう

トングをもつときのポイントは、2つあります。1つ目は「お箸と同じように、親指・人差し指・中指の3本の指を使うこと」、2つ目は「グーで握るのではなく、下から持つこと」です。

トングの正しい持ち方

金属製のトングの場合、安全性に配慮し、先の尖っていないものを選びましょう。

【2歳~】洗濯ばさみで遊ぶ

厚紙などの紙を洗濯ばさみではさんでみましょう。このとき、親指・人差し指・中指の3つの指で洗濯ばさみをつまみます。

厚紙をはさんでみよう

最初は、洗濯ばさみと厚紙の向きを合わせることにつまずくかもしれません。大人が厚紙をしっかり持ってあげて、角度を調整し、子どもがはさめるようにサポートしましょう。

厚紙をキャラクターや身近なものにアレンジすると、より楽しく遊べます。「うさぎ」「おにぎり」「クローバー」「手」の形にしてみました。洗濯ばさみではさむ際に、数を数えながら遊ぶのもおすすめです。

うさぎ
おにぎり
クローバー

【2歳半~】ピンセットで遊ぶ

ピンセットでビーズや黒豆などをつまんで、うつしてみましょう。スポンジと比べ、いずれも小さく滑りやすいため、難易度が高いです。

ビーズをつまんで、うつしてみよう

最初は大きめのビーズから始め、慣れてきたら小さいものに挑戦してみましょう。うまくつまめたら、数を数えながらうつす遊びに発展させるのもおすすめです。

まとめ

箸の練習を始める時期は、だいたい3歳くらいからといわれています。しかし、年齢だけで判断するのではなく、子どもの発達状況を見ながら、個々に合わせて箸の練習を進めることが大切です。

箸を練習する前に、手先を使うことに慣れましょう。モンテッソーリ教育では、手を使ったお仕事を通じて、手先の器用さを育んでいきます。たとえば、ピンセットやトングで物をはさむ、洗濯ばさみで物をはさむなど、手先を使う動作が効果的です。こうした遊びを通じて、箸を使うための土台をしっかりと作りましょう。

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