ミルク作りに使う水、何を選べば良いか知っていますか?ミネラルが多い水は、赤ちゃんに負担をかける可能性があります。本記事では、主要7社のペットボトル飲料水を比較し、赤ちゃんにとって安心して使える水について解説します。

この記事は次のような人におすすめ!
・ミルク作りに適した水を探している方
・赤ちゃんに安心して使える水の特徴や選び方を知りたい方
ミルク作りに適した水とは?
どのような水がミルク作りに適しているのか、詳しく見ていきましょう。
70℃以上のお湯を使う


日本の水道水は、ミルク作りに適しています。ただし、菌の繁殖を防ぐために、必ず水道水を沸騰させ、70℃以上に冷ましたお湯を使うようにしましょう。
硬度を確認し「軟水」を選ぶ
硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を指します。硬度が低い水は「軟水」、高い水は「硬水」です。WHOの飲料水質ガイドラインでは、以下の基準で分類されています。
分類 | 硬度(mg/L) |
---|---|
軟水 | 60未満 |
中程度の軟水 | 60~120未満 |
硬水 | 120~180未満 |
非常な硬水 | 180以上 |
日本の水道水は、おいしさの目標値である硬度10~100mg/Lの範囲におさまっているため、軟水に分類されます。一方、外国産の飲料水は、硬度が高い商品が多いです。
腎臓の機能が未熟な赤ちゃんにとって、硬水は体に負担をかけるおそれがあります。赤ちゃんの飲み水やミルク作りなどで市販の飲料水を使う際は、硬度を確認し、軟水を選ぶようにしましょう。
赤ちゃん用の「純水」を選ぶ
ミルク作りに適した水として販売されている商品の多くは「純水」に分類されています。純水とはミネラルや汚れを取り除いたきれいな水のことで、硬度はゼロです。どの商品を選べば良いか迷った時は、以下に示す純水タイプの商品を選ぶと安心です。
ペットボトルの水、7社間で違いはある?


主要7社のペットボトル飲料水の成分を調べたところ、硬水に分類されるのはエビアンのみで、他はすべて軟水であることがわかりました。ミネラルの含有量は、商品ごとにばらつきがあります。
分類 | ナトリウム(mg) | カリウム(mg) | カルシウム(mg) | マグネシウム(mg) | 硬度(mg/L) | |
---|---|---|---|---|---|---|
サントリー天然水 | 軟水~中程度の軟水 | 0.8 | 0.04~0.7 | 0.1~2.4 | 0.02~1.1 | 10~80 |
アサヒ おいしい水 天然水 | 軟水 | 0.3~1.2 | 0.02~0.21 | 0.3~1.5 | 0.1~0.5 | 30 |
い・ろ・は・す 天然水 | 軟水~中程度の軟水 | 0.69~2.7 | 不明 | 不明 | 不明 | 100未満 |
富士山麓のおいしい天然水 | 中程度の軟水 | 不明 | 0.2 | 1.6 | 0.5 | 61 |
磨かれて、澄みきった日本の水 | 軟水~中程度の軟水 | 1~1.5 | 0~0.5 | 0.5~6 | 0~2 | 21~101 |
クリスタルガイザー | 軟水 | 1.13 | 0.13 | 0.64 | 0.54 | 38 |
エビアン | 非常な硬水 | 0.7 | 不明 | 8 | 2.6 | 304 |
まとめ


ミルク作りには、水道水が適しています。ペットボトル飲料水を使う場合には、赤ちゃんの体に負担をかけにくい軟水を選びましょう。日本の多くのメーカーは軟水を取り扱っているため、安心して使うことができます。
コメント